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時計の売却や買い替えを検討中の人は必読、フランクミュラーを高く売る方法

長年使ってきた愛用のフランクミュラーだとしても急に飽きてしまったり、すぐに現金が必要だから腕時計を手放したいと考える人は少なくない。だからといって、安い価格になりたくないのが本音。思った以上に安い値がついて悔しい思いをしないためにも、もしものときに役立つ賢い売却方法についても、学んでおいて決して損はない。

時計の売却や買い替えを検討中の人は必読、フランクミュラーを高く売る方法

腕時計の買取を行っている店舗は4つの形態に分けられる

時計専門店

買取のプロが希少ポイントも査定

並行店業とともに買取もしている時計店は、専門的に腕時計を扱っていることから経験と知識が豊富。そのため的確な査定が期待でき、売却がはじめての人でも利用しやすい環境が整っている。

とりわけ限定仕様や珍しい部品など、ほかの買取店では見逃されてしまうようなわずかな希少ポイントも評価してくれるに違いない。海外市場とも密な関係にあることが多く、その相場変動によって短期間のうちに査定額が上下することがしばしばある。

質店

宝飾品は買取に強く唯一「質預け」が可能

質店は高級時計だけでなく、アクセサリーやバッグなどバラエティに富むブランドグッズを買取。とくに人気があってすぐに売れるようなメジャーモデルの査定額が厚い。不安要素としては質屋ごとに鑑定士のレベルに差があることと、アンティークウォッチの買取拒否されやすいこと。また、腕時計を預けて現金を借りる「質預け」も可能で、利息を付けて返金すれば腕時計は戻される。しかし返金できなかった場合、腕時計は没収となる。

リサイクルショップ

カジュアルな時計や売れ筋時計が買取のターゲット

質店と同じように各種ブランド品から衣類、家電、家具など幅広く買取をしているのがリサイクルショップ。その一部では腕時計の買取も行っており、古本の販売・買取で知られる大手の系列店も扱っている。

買取可能なモデルは質店と似ているが、利用する客層からもわかるようにカジュアルウォッチやリーズナブルなモデルが中心。高級時計や高額なアンティークモデルは、ロレックスなどの超メジャーブランドであれば大丈夫だが、珍しいブランドの場合は買取拒否される可能性が高い。

ネットオークション

ネット上で売買する新時代の買取

ヤフオクなど、売りたい側と買いたい側の利益が一致することで売買が成立するネット販売。買取店を挟まないため中間マージンとしてのコストが安く済むほか、自ら最低落札価格を決定できるので納得のいくプライスでの売却がしやすい。デメリットとしては購入希望者が現れないと売れないのと、出品ページの作成や落札者への発送が面倒なこと。また、落札者からの入金まで時間がかかるため、即現金化は難しい。

高く売るための4つの方法

高く売る方法

方法1.鑑定実績の多い店舗を選ぶ

腕時計の買取に慣れた店舗、すなわち専門店は査定が高くなりやすい。それは最新の相場や鑑定ポイント、買取ったモデルを売りに出すシステムが確立されているから。業界トップの買取店では、日本の中古相場だけでなく海外の市場も視野に入れた査定を算出している。

買取店を見極めるポイント

  • 年式やディテールの違い、限定モデルなどによって細かく査定が細分化されていること。腕時計の買取を専門的に行っている買取店は、査定のノウハウを持っている。
  • 日本だけではなく、グローバルな相場で査定を行っていること。世界視野でもっとも高値で売れる国や地域へと転売することができれば、必然的に買取額を高くできる。
  • 中古品の販売数が豊富なこと。買取った腕時計をできるだけ早く売りに出せるシステムが確立されていると、在庫を抱えるリスクを抑えられるため、高額査定につながりやすい。

方法2.きれいな状態で店舗へ

腕時計は綺麗に拭いてから買取店に持ち込むのがおすすめ。査定する店員さんの心象も良くなるし、丁寧に扱われてきたことも伝わるだろう。また、多少の使用傷があるからといって研磨修理に出す必要はない。研磨してしまうと、逆に価値を落としてしまう可能性があるのだ。

使用によって付着する皮脂汚れは、想像以上に腕時計を汚している。傷がつきにくいセーム革などを使って綺麗に拭き取ろう。裏側はとくに汚れが酷いことも。これではマイナス査定につながる。

方法3.購入店に相談をしてみる

正規店は買取を行っていないが、並行店の多くは買取も中古販売も扱っている。もしもそういった店舗で買ったフランクミュラーを売りに出すなら、まずはその購入店に持ち込んでみること。サービス査定になる可能性もあるし、買い替えを検討中ならば購入モデルの値引きも期待できる。

方法4.付属品もセットで売却する

新品購入時に付いてきた専用ボックスやメーカー保証書、取り扱い説明書など、付属品一式を腕時計と一緒に査定に出すように。とくにブレスレット調整時に外した余ったコマは、ゴールドやプラチナだとそれだけでも価値が高い。無くさないようにしっかり保管しておこう。

ブランドやモデルによって付属品は異なるが、箱からタグまで査定対象となる場合も。時計本体に比べてひとつひとつの価値は低いものの、セットで売りに出すことでプラスアルファの査定になる可能性が高い。