偽物をつかまされないために注意したいこと

購入の際に最も注意したいことは偽物を売りつけられること。最近の時計は初心者がいくら見たところで本物との区別がつかないし、インターネットで購入する場合はその確認もできない。ここでは偽物を売りつけられないための方法について紹介する。

インターネット通販を中心にはびこっているスーパーコピー品には注意

フランクミュラー等のブランド時計を購入する際に気をつけたいのが偽物の時計。やたらに価格が安かったり、「コピー」や「レプリカ」と記載している販売店では絶対に購入しないこと。

気軽に買えるからといって偽物を購入してはならない

以前から雑誌や新聞、ニュースなどで取り上げられている偽物時計。製造や販売はもちろんのこと、購入や輸入しても違法となる場合があり、気をつけなければならない。カサブランカやロングアイランドなどの偽物は、俗に「スーパーコピー」と呼ばれ、闇のマーケットに出回っている。

以前は都内繁華街の怪しい露天商で売られていたが、取り締まりが厳しくなった現在では多くがネット通販に移行。インターネット上の取り締まりが難しいためか、残念ながらその姿は一向に減少する気配がない。

偽物を扱っているサイトの特徴

偽物を扱っているサイトの特徴は、まず「コピー」や「レプリカ」などといった曖昧な表現で時計を紹介していること。次に定価を無視した異様な低価格帯での販売。そして問い合わせ先がメールのみだったり、所在地が不明または国外だったりする。

他にも日本語があやふやだったり、インターネットで商品を売ったりする場合に絶対に必要な「特定商取引に関する注意事項」が記載していないサイトは避けたほうが無難。

このようなネットショップで売られているのは、ほぼ間違いなく偽物だろう。また悪質なサイトは、本物の時計の写真を掲載しているので、より注意が必要だ。ちなみに、カサブランカやマスタースクエア等の偽物はよく見かけるが、クレイジーアワーズの偽物はあまり見かけない。これは普通のムーブメントでは対応が難しいからだ。

怪しいインターネットショップは使わず、正規店や並行店などの信頼のおける店舗で購入しよう

現在流通している偽物は、中国産などのムーブメントを採用していることが多い。そのほとんどは出来が悪いが、なかには特許切れムーブメントの設計に基づいたある程度の品質のものもあり、偽物だからといって侮れない。コピー品の製造業者は末恐ろしく、新作が発表されるや否やすぐに偽物の製作を開始するらしく、発表されたばかりのモデルにも偽物が存在する。

これら偽物時計を掴まされないための対策としては、やはり怪しい店舗では購入せず、正規店や並行店などの信頼のおける店舗での購入をおすすめする。