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ベルト・ブレスレットについて最低限知っておきたいこと

時計を身に着ける際に必要なものがベルトやブレスレット。フランクミュラーは革ベルトの取り替えは容易だが、革ベルトからステンレスブレスに変更を行う場合は、自分では難しいので時計店で行うことになる。これらの取り扱いについていくつか知っておきたいポイントを紹介する。

ベルト・ブレスレットについて最低限知っておきたいこと

ベルト・ブレスレットの長さはどれぐらいがいいか

ブレスや革ベルトは小指1本ほどのスペースを空けて着用するとスマートに見える

基本的にベルトの長さは、「巻いて隙間に指が一本入るくらい」というのが良いとされている。特に皮ベルトの場合は、あまり強く巻きすぎるとつらいだけでなく、汗の吸着などで非常に寿命が短くなることがある

また、ベルトが長すぎると腕を大きく動かすときに時計が不用意に動いてしまい、机などにぶつかって壊れてしまうこともある。自分で好みの長さを見つけることが大切。

ベルトは正しい着用法で見た目と耐久性が向上する

ベルト類はきつく装着すると風通しが悪くなり、汗などが蒸発しにくくなるので注意。特に、肌に喰い込むほどピッタリ密着させると、毛細管現象で水分や汚れがブレスの隙間や革繊維の内部にまで侵入。変質や錆を招き、寿命を短くすることもある。

交換する際もできるだけ古い尾錠は残しておく

皮ベルトは数年たてば寿命が来るが、その交換のときには古い尾錠を捨てずにとっておくか、新しいバンドに付けてもらうようにしよう。尾錠にもフランクミュラーの個性があり、保存しておいたほうがよい。

ステンレスブレスについては注意が必要

購入店ならベルト外しは無料で実施してくれることも

ベルト交換を行う場合はバネ棒をはずして着脱するが、その際、ラグにキズを付けてしまうことがある。キズを防ぐにはテープでラグの内側にマスキングを施す方法が有効。ただし、作業が繊細で初心者が行うにはやや難しい面も。

正規店など購入店へ相談すれば、技術研修を受けた店員さんがアフターサービスとして無料、もしくは格安で実施してくれる場合も多いので、気軽に問い合わせてみよう

調整は購入した店舗でやってもらおう

ステンレスブレスの調整は特殊な工具が必要であり、自分で行うことはお勧めしない。もしも不慣れな人が自分で行った場合、ブレスのネジ山をつぶしてしまう可能性もある。可能な限り購入した時計店でやってもらおう。

また、フランクミュラーのステンレスブレスは1本で20万以上する。ゴールドのブレスレットやプラチナのブレスレットはそれ以上に高価。決して簡単に交換できるほど安くはないものなので、注意して扱うようにしよう。